「ティファニー ワンダー」展 レポート

TOKYO NODEで開催中の「ティファニー ワンダー」展を観てきました。世界初公開の作品180点、日本初公開の作品約300点を含む合計約500点もの傑作が展示してあるとのことで期待に胸を膨らませ、昨年開業した虎ノ門ヒルズ ステーションタワーへ。


45階のエントランンスでは巨大なバード・オン・ア・ブルー・ボックスが出迎えてくれ、さらに期待値は上がります。最初の展示はドーム型の天井を活かしたプロジェクションマッピングの映像でナビゲーターを務めるバード・オン・ア・ロックのバードが様々な世界を旅をして、ティファニーの軌跡へ誘う演出が見事。


続いてティファニーの起源が展示された部屋に続きます。1800年代のブルーボックスやブルーブックなどの歴史的資料や当時のジュエリー作品が並びます。ティファニーの変遷が詳細に展示され長きにわたる歴史や姿勢を知ることができます。


そして「デザインの偉業」の部屋ではアンジェラ・カミングスやエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソ、ジャン・シュランバージェなどの所属のデザイナーたちの著名な作品が数多く展示されており見応えは充分。展示作品の中でもジャン・シュランバージェの名作の数々は息を呑む美しさでした。また、こちらの部屋ではセッティングと彫金のクラフトマンによるデモンストレーションが行われ、53カラットのアメシストが配された「バード・オン・ア・ロック」を手に持たせてくれたり、彫金作業を体験できたりとても貴重な体験となりました。


特設ルーム「日本への愛」では、ルイス・コンフォート・ティファニーのステンドグラスやエルサ・ペレッティが日本文化から受けたインスピレーションの数々のスケッチや記録が展示され日本との深い繋がりが印象づけられます。


ティファニーならではの遊び心あふれるショーウインドウディスプレイの展示に続き、「ティファニーで朝食を」などティファニーと映画の関わりやスポーツ界との関わりが示された数々のトロフィーの展示が続き、「ダイヤモンドキングの真髄」の展示へ。眩いくらいに輝くダイヤモンドジュエリーの数々を見ることができ、ダイヤモンドポリッシャーのデモンストレーションがありダイヤモンドキングと呼ばれる所以を大いに体感できます。


クライマックスはジャン・シュランバージェのバードが取り囲む128.54カラット82面体クッション・シェイプ・ブリリアントカットのイエローダイヤ。ティファニーのデザイン、クラフトマンシップの高さ、また、オードリー・ヘップバーンやビヨンセなど世界的スターが着用した歴史もありティファニーの象徴とも言える作品です。

今回のエキシビジョンを通して象徴的なジャン・シュランバージェのバード・オン・ア・ロックで始まり締めくくるコンセプチュアルでエレガントな企画でした。

会期は6月23日まで。ご興味がございましたら是非訪れてみてください。

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